研究課題/領域番号 |
17K17154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
和田 敬広 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (10632317)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | スポーツ用フェイスガード / ノーズガード / 防具 / スポーツ歯学 / 歯科理工学 / スポーツ / 衝撃試験 / 繊維熱可塑性樹脂 / 繊維強化熱可塑性樹脂 / フェイスガード / 繊維強化プラスチック |
研究成果の概要 |
フェイスガードは、スポーツ中の外傷としてあげられる顎顔面骨折を受傷した競技者が早期に競技復帰する時に安全のために装着する一時的な患部保護具である。本研究は、 安全性を維持しつつ軽量かつ薄いフェイスガードの開発を目指した。フェイスガードに衝撃吸収構造及び繊維強化熱可塑性樹脂を用いることで軽量化、薄型化が可能になり、衝撃試験の結果、従来のフェイスガードと同等以上の安全性があった。また、3Dプリンタ用材料でも試し応用の可能性があることを確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フェイスガードに衝撃吸収構造及び繊維強化熱可塑性樹脂を用いることで安全性を保ちつつ、軽量化、薄型化が可能になった。繊維強化熱可塑性樹脂で可能になったということは従来の簡便な制作プロセスからの大きな変更なしに装着者の運動中のパフォーマンスを下げる要因であったズレや視野の制限への改善が期待できる。また、3Dプリンタ用材料がフェイスガード用のコア材として衝撃への安全性が高いことを確認できたことはフェイスガード製作の分業化、遠隔化など新しい制作プロセスにつながる結果である。
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