研究課題/領域番号 |
17K17167
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
皆木 祥伴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (30755351)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 摂食嚥下リハビリテーション / 舌圧 / パーキンソン病 / 舌機能 / 顎口腔機能 / 摂食嚥下障害 / 歯学 / リハビリテーション / 脳神経疾患 |
研究成果の概要 |
申請者は,嚥下時の舌と口蓋の接触圧,すなわち「舌圧」に着目し,パーキンソン病における口腔期から咽頭期までの一連の嚥下動態についての疾患特異性を明らかにすることを目的として研究を進めてきた. 計測結果より,パーキンソン病患者においては嚥下障害の有無にかかわらず嚥下時舌圧が低下することが明らかとなった.また,嚥下時舌圧の低下が口腔期だけでなく咽頭期にも影響を及ぼす可能性が示唆された. これらのことより舌圧計測がパーキンソン病嚥下障害患者の新たな診断ツールとなり,パーキンソン病患者の嚥下障害の診断・治療に貢献する可能性を示したといえる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者は,嚥下時の舌と口蓋の接触圧,すなわち「舌圧」に着目し,パーキンソン病における口腔期から咽頭期までの一連の嚥下動態についての疾患特異性を明らかにすることを目的として研究を進めてきた. 計測結果より,パーキンソン病患者においては嚥下障害の有無にかかわらず嚥下時舌圧が低下することがわかった.また,嚥下時舌圧の低下が口腔期だけでなく咽頭期にも影響を及ぼす可能性が示唆された.これらのことは舌圧計測がパーキンソン病嚥下障害患者の新たな診断ツールとなり,パーキンソン病患者の嚥下障害の診断・治療に貢献する可能性を示したといえる.
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