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機能印象の有効性に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K17173
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

松田 岳  徳島大学, 病院, 助教 (50779965)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードデジタルデンティストリー / 全部床義歯治療 / 機能印象 / 全部床義歯 / CAD/CAM / 咬合圧印象 / 3Dプリンタ / 複製義歯 / ポータブル光学センサ
研究成果の概要

一般的な義歯製作法における概形印象採得(顎のおおまかな形態を記録するための型取り)と精密印象採得(最終的な取り外し型の入れ歯の形態を反映した型取り)、加えて機能印象である咬合圧印象採得(噛み合わせときの顎の形態を反映した最終的な型取り)によるデータを比較した。被験者は上下顎ともに3症例であった。平均年齢74.7±1.7歳、男性2名、女性1名であった。2つの形状(印象)の間で、差が一番小さくなるところの重ね合わせの一致度を比較した。概形印象と咬合圧印象の差は、概形印象と精密印象の差に比べて、上下顎ともにわずかに大きい結果となった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究成果では、機能印象である咬合圧印象の有効性について、従来からの精密印象に対して有意差を示すことはできなかった。しかし精密印象に対する機能印象の有効性を重ね合わせ形状の3次元データから明らかにした報告は認められない。今後本研究の有効性を明らかにすることができれば、義歯がより機能した時点での顎堤形状を義歯粘膜面に反映することができ、また印象用トレーを用いて、咬合採得も同時に可能となり、診療回数の減少、治療時間を短縮することが可能となると予想される。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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