研究課題/領域番号 |
17K17174
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
岩脇 有軌 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (10754624)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | microRNA / MC3T3-E1細胞 / 細胞増殖 / チタン / 表面粗さ / 表面処理 / 骨芽細胞 / オッセオインテグレーション |
研究成果の概要 |
本研究では、機械研磨、サンドブラスト、酸エッチング処理チタンプレート上でのMC3T3-E1培養で変動するmiRNAの同定、機能分析を行った。 マイクロアレイ解析では470種類のmiRNA発現上昇、2290種類のmiRNA発現低下を認めた。発現変動するmiRNAについてRT-qPCRを行ったが同様の結果を得ることは出来なかった。一方、発現を認めたmiR-671-5pの過剰発現は細胞増殖に影響を与え、Fgfr2を標的に持つ可能性が示された。 以上より、チタンプレート上でのMC3T3-E1培養ではmiRNA発現を変動させる可能性、miR-671-5pが細胞増殖に影響を与える可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
チタン上で骨芽細胞を培養し、細胞増殖能の検討とその中で発現変動するmicroRNAの同定を行った。microRNAは各々特定の遺伝子の制御に関与しており、本研究結果より細胞増殖との関連が考えられる。また、本研究で同定されたmicroRNAは骨とチタンが結合するオッセオインテグレーションに関連すると考えられ、今後歯科におけるインプラント治療の向上に寄与するものと考える。
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