研究課題/領域番号 |
17K17175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松浦 由梨 九州大学, 歯学研究院, 特別研究員 (80778837)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 薬剤関連顎骨壊死 / ミトコンドリア |
研究成果の概要 |
幹細胞(iPS-cells/MSCs)は優れた増殖能、分化能から医科/歯科領域における再生治療の切り札として研究が進められている。その中でも特に間葉系幹細胞は遺伝子操作を行わず自家細胞を用いるため高い安全性が保証されている。ただし臨床応用が現実のものとなった今、幹細胞による治療効果の不安定さが新たな問題となった(効果の大小/効果が皆無/症状を悪化)。本研究チームでは、幹細胞に対するアスピリン処理によって如何なる幹細胞にも再生治療に耐えうる能力を賦活させ、予知性の高い治療を目指す。今回は薬剤関連顎骨壊死に着目しその治療効果をミトコンドリアに注目して評価したものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
間葉系幹細胞は組織再生を目指し急速に研究が進められている。近年では様々な疾患(Yamaza 2010; Atsuta 2013)の治療などにも応用され、薬物治療のような副作用のない治療法として注目されている。今回の研究成果は治療の安定性については幹細胞治療を進めていく上でクリアーしなければならない問題であり、この研究によって得られる成果は歯科のみでなく幹細胞を用いたあらゆる再生・細胞治療の基盤になると期待する。
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