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大気圧プラズマ処理によるCAD/CAM用コンポジットレジンの接着強度の向上

研究課題

研究課題/領域番号 17K17197
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

朝倉 正紀  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (10727506)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード接着 / CAD/CAM用ハイブリッドレジン / 表面処理 / プライマー / 表面改質 / 大気圧プラズマ / 濡れ性 / 表面・界面物性 / プラズマ加工 / 生体材料
研究成果の概要

CAD/CAM用ハイブリッドレジンは,歯科用CAD/CAMシステムにより歯冠修復物を製作するための材料として広く用いられており,優れた機械的性質を有する審美修復材料として期待されている.しかし,接着力の不足から補綴物の脱落が生じることが問題となっている.
そこで本研究ではCAD/CAM用ハイブリッドレジンの接着力を向上させることを目的として,大気圧プラズマ処理もしくはプライマーを用いた表面処理を行った結果,メチルメタアクリレートを含有するプライマーは接着力が高いことが明らかとなった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在,CAD/CAM用ハイブリッドレジンの接着力を向上させることを目的として,接着面にシランカップリング剤を含有したプライマーを塗布することが表面処理として通法となっているが,補綴物の脱落が多数報告されるなど重大な問題となっている.
本研究成果は,メチルメタアクリレートを含有するプライマーがCAD/CAM用ハイブリッドレジンの接着にかなり有効であることを明確に示していることから,臨床家へ接着に関する重要な情報を提供するものであり,補綴物の脱落件数の減少に寄与するものと思われる.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] MMA含有プライマーのCAD/CAM用レジンブロックに対する接着効果2019

    • 著者名/発表者名
      朝倉正紀,林達秀,岩田純士,植松康明,三枝樹明道,河合逹志
    • 学会等名
      日本歯科理工学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 大気圧プラズマ処理がCAD/CAM用コンポジットレジンの接着特性に与える影響2018

    • 著者名/発表者名
      朝倉 正紀
    • 学会等名
      日本歯科理工学会学術講演会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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