研究課題/領域番号 |
17K17218
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
笠原 正彰 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (60779776)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 骨質 / 生体アパタイト / BAp / 結晶配向性 / 顎骨 / 骨量 / 結晶工学 / 力学解析 / 歯学 / 解剖学 |
研究成果の概要 |
本研究は、骨質因子である生体アパタイト(BAp)結晶配向性が骨強度に影響を及ぼすことに着目し、骨質解析を主体としたヒト顎骨の力学機能解明を行うことを目的とした。 有歯顎、無歯顎骨におけるBAp結晶配向性、骨密度(BMD)、ナノインデンテーション法によるヤング率の測定を行い、咬合圧や咀嚼筋による筋機能圧からの荷重影響部位の検索を行った。得られた結果から骨強度と骨質の相関性を考察し、顎骨内部の力学環境を解明する手がかりになることが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒト顎骨は上顎と下顎で異なる構造を呈しており、咬合力を伝達している歯の形態もまた異なる。このことから顎骨は咬合力に依存して、その内部構造を大きく変化させるものだと考えられる。従って、顎骨にかかる力学的影響を考慮した骨診断や治療が行われるべきであるが、未だ生体力学的診断基準は規定されていない。対して、BAp結晶配向性が持つ情報は「ベクトル量」であるため、多岐にわたる骨質の構成要素のなかでも力学機能の定量的評価ならびにメカニカルストレスの可視化を実現できる最有力指標となりうることが期待される。
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