研究課題/領域番号 |
17K17220
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
渡邊 丈紘 日本大学, 松戸歯学部, 助手(専任扱) (80759986)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | サプリメント療法 / 機械研磨インプラント / インプラント / サプリメント / 機械研磨 / インプラント周囲炎 / 光機能化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ラットに機械加工の表面処理をしたインプラント体を埋入し、サプリメントを経口摂取させることでインプラント体周囲の骨形成を促進させ治療期間の短縮に寄与できるか検討をおこなった。 その結果、骨密度、引き抜き強度がサプリメントを摂取しなかった群よりもサプリメントを摂取した群が有意に高い値を示し、リアルタイム PCR および蛍光顕微鏡観察により骨形成を促進させることを明らかにした。 この研究は、機械加工の表面処理をしたインプラント体においてサプリメントの経口摂取が、インプラント体周囲の骨形成を促進させインプラント治療期間の短縮に寄与できる可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
粗面な表面形状はインプラント周囲炎の危険因子の一つと考えられている。従って、局所的アプローチである表面処理に頼らない方法でオッセオインテグレーションを促進させる事が必要と考える。そこでサプリメントを経口摂取させることでインプラント周囲炎になりにくい滑面な機械研磨の表面処理をしたインプラント体を埋入したラットのオッセオインテグレーション獲得に寄与できるか検討を行う。 その結果、機械加工の表面処理をしたインプラント体においてサプリメントの経口摂取が、インプラント体周囲の骨形成を促進させインプラント治療期間の短縮に寄与できる可能性が示された。
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