研究課題/領域番号 |
17K17242
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
前川 博治 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (10711012)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / ドーパミン神経 / ドーパミン受容体 / von Frey filament / c-Fos / 神経科学 / 歯学 / 薬理学 |
研究成果の概要 |
ドーパミン神経系が口腔領域の神経障害性疼痛の症状の緩和に関与するとの仮説を検討した。眼窩下神経を結紮して作製した神経障害性疼痛モデルラットに対して、ドーパミンD2受容体作動薬を投与すると、機械刺激に対するアロディニアが抑制され、またドーパミンD2受容体拮抗薬を投与すると、アロディニアが増強されることがわかった。ドーパミン神経系が神経障害性疼痛の緩和に関与することがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ドーパミン神経系と神経障害性疼痛の関係について調べた研究は少なく、不明な点が多い。本研究は口腔領域の侵害性疼痛モデルラットを用いて、その一端を明らかにすることができた。特に、ドーパミンD2受容体作動薬がその症状を緩和することが示唆された点の意義が大きいと考える。生活の質(quality of life:QOL)が大きく損なわれている神経障害性疼痛患者の症状の緩和に関する研究に、基礎的なデータを提供することができた。
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