研究課題/領域番号 |
17K17243
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所) (2019-2021) 大阪大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
大槻 浩一 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 口腔外科・診療主任 (80736877)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 口唇裂・口蓋裂 / 口唇裂口蓋裂 / 術前顎矯正治療 / 歯学 / 外科 |
研究成果の概要 |
片側性および両側性唇顎口蓋裂患児(CLP)に対するPresurgical nasoalveolar molding plate(PNAM) を用いた術前顎矯正治療は、患児に対する哺乳補助ならびに口唇形成術前の歯槽外鼻形態の改善、術後の外鼻形態の安定を目的に行われている。本研究では、口唇外鼻形態の継時的変化を3次元的に分析し、軟組織形態がどのように変化しているか、PNAM治療の効果を明確にすることを目的とした。 PNAM治療によりCLP患児の鼻柱長は延長し、顎裂部は縮小し、口唇外鼻および歯槽形態は良好な形態を得ることができた。PNAM治療は口唇形成術において有利な形態に是正できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
片側性および両側性唇顎口蓋裂患児(CLP)に対するPresurgical nasoalveolar molding plate(PNAM) を用いた術前顎矯正治療が口唇形成術において有利な形態を得ることが可能となることで、口唇裂口蓋裂患者において審美的に安定した形態を得ることが可能となった。このことは、口唇裂口蓋裂疾患に対し治療を受けられる患者本人、家族のQOLを向上させることにつながると考える。
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