研究課題/領域番号 |
17K17268
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
坂本 由紀 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (60734168)
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研究協力者 |
柳本 惣市
鮎瀬 卓郎
赤星 僚一
吉嶺 裕之
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 睡眠時無呼吸障害 / 口腔筋機能療法 / 筋機能療法 / 舌運動 / 等尺運動 / 睡眠時無呼吸 / いびき / 咽頭体積 |
研究成果の概要 |
今回の研究の目的は、OSA患者において舌・舌骨上筋群の筋肉トレーニングにより咽頭、舌の形態がどのように変化し、OSAが改善できるかどうかについて検討するものである。結果としては、筋機能療法を行うことによって、開始 2か月後にはいびきが減少し始める。体重には変化はないものの、舌運動による顔面の下顎下縁のラインがシャープになり、また3ヵ月後にはCTにて舌骨挙上が認められ、気道の体積が増加していた。AHIの減少は患者によって違いがあるものの、6ヶ月後にはAHIの改善が見られている。また6か月経過してもAHIは元に戻ることもなく、減少し続けていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この治療法は医療費がほぼかからない。そして根本的な治療となるため、今後の医療費の削減、また睡眠時無呼吸障害の治療としての選択肢として確立したものになる。
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