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濃縮末梢血幹細胞群とmicroRNAによる腺房細胞分化誘導システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K17272
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

野田 さわこ  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (00713900)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード唾液腺 / 再生 / 血管内皮前駆細胞 / miRNA / 唾液腺細胞 / 放射線障害 / 細胞治療 / 遺伝子 / 唾液腺萎縮症 / microRNA / 濃縮抹消血血管内皮前駆細胞 / 化学放射線性萎縮唾液腺
研究成果の概要

本研究の目的は、濃縮末梢血血管内皮前駆細胞群(CP-EPC)と機能性miRNAをデリバリーすることで、放射線性萎縮唾液腺に対する新規細胞治療を開発することにある。萎縮腺組織に残存する導管部幹細胞の増殖や腺房細胞分化に関わるmiRNAのデリバリーを、CP-EPCの投与に併用することで腺組織の再生効果を増幅させることを企図する。研究期間中では、障害唾液腺に対するCP-EPC投与による血管誘導作用を確認することができたものの、miRNAの併用による機能増幅の知見を得るには至らなかった。そのため、引き続き有効性を認めるmiRNAの探索とそれらの細胞治療への併用を検証しているところである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的特色は、組織修復の起点となる抗炎症作用や血管新生を誘導した上で、障害組織の組織幹細胞に分化刺激を与えるという組織再生のオーソドックスなストラテジーを、細胞治療と核酸医薬デリバリーの2つの治療技術の併用により達成されるかを検証するところにある。CP-EPCの投与による組織再生効果は、期待される血管新生の効果から、萎縮腺組織に残存する導管部幹細胞の増殖や分化の活性を高めることが予想できる。さらに、機能性miRNAによって、その効果を増幅させることが出来れば、再生医療の新しい治療ストラテジーを提案することが出来る。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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