研究成果の概要 |
口唇口蓋裂(CLP)は口腔顎顔面領域において一般的な先天性疾患である。間葉系幹細胞 (MSCs) は、様々な組織再生医療への応用が期待されている。本研究では、犬ビーグル種に対して口蓋裂モデルを作製し、MSCs とCAPによる移植を行ったところ、骨組織の再生が確認された。一方、レーザーは, 近年, 医療分野に広く応用されており, その有効性が示唆されている。 本研究により, 半導体レーザー照射は, ヒト培養歯髄細胞の細胞増殖能および石灰化能を亢進させることが明らかとなった。このことから, 半導体レーザー照射を応用した組織再生の可能性が強く示唆された。
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