研究課題/領域番号 |
17K17328
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
粟田 哲也 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (90758179)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アメロゲニン / バリアメンブレン / 間葉系幹細胞 / 歯周組織再生 / MSCs / MSCs |
研究成果の概要 |
本研究では、ヒト骨芽細胞株、ヒトセメント芽細胞株などの歯周組織構成細胞およびヒト脂肪由来MSCs、ヒト歯髄由来MSCsなどの間葉系幹細胞に対するアメロゲニンペプチドの影響についての検討を行った。アメロゲニンペプチドの添加によって、歯周組織構成細胞および歯髄、脂肪由来MSCsの細胞増殖や基質産生能などの代謝に影響を及ぼすことが明らかになった。また、アメロゲニンペプチ ドのシグナル伝達機構について検討を行った結果、アメロゲニンペプチド添加により、脂肪由来MSCsのERK1/2のリン酸化を介してMSCsの代謝に影響を及ぼしていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科領域でしばしば遭遇する骨欠損において、既存の自家骨移植に代わる骨再生治療法は未だ確立されておらず、本研究では生体内蛋白であるアメロゲニンを用いた骨再生療法の確立を目的としている。アメロゲニンの活性部位を安全で安定的な機能性ペプチド創薬として臨床応用を目指す点において新規性があり、生体材料と組み合わせて用いる点において学術的な意義がある。さらにアメロゲニンペプチドが歯周組織細胞や間葉系幹細胞の代謝を調節する機能を有することが明らかとなり、歯周病患者などの歯周組織再生療法への臨床応用の実現につながる成果と考えられ、社会的にも貢献することが期待される。
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