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頭蓋縫合部に関与する遺伝要因と顎顔面形態との関連性を解明する

研究課題

研究課題/領域番号 17K17338
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

芳賀 秀郷  昭和大学, 歯学部, 講師 (00736655)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード頭蓋縫合部 / 遺伝要因 / 頭蓋顎顔面形態 / ゲノム / FGFR1 / 顎顔面形態 / 遺伝子 / 歯科
研究成果の概要

不正咬合は顎骨や歯列、個々の歯が複雑に関与し発症する疾患である。FGFR1は神経系の発達だけでなく、顎顔面形態の成長発育や骨の恒常性維持に重要な役割を果たす。FGFR1遺伝子変異は、頭蓋骨の発達、特に縫合部および軟骨症に影響を及ぼし顎顔面形態異常を引き起こす。本研究では、頭蓋顎顔面の変化に関連している可能性のある遺伝的多型について正常な顎顔面形態との関連性を検討し、FGFR1(SNPs:rs881301・rs6996321・rs4647905・rs13317)がヒトの頭蓋顎顔面形態の正常な発達に重要な役割を果たすことを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

不正咬合(咬合の異常)は上下の顎骨や歯列、個々の歯の形態や大きさ等が複雑に関与し発症する疾患である。矯正歯科治療では小児期から顎骨や歯列の成長発育に介入するため、不正咬合の原因解明は重要である。本研究では先天性疾患を除いた一般集団での頭蓋顎顔面形態への影響を理解するものであり、過去の報告も極めて少なく、また学術的・社会的意義においても独創的な研究課題といえる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] FGFR1遺伝子多型の頭蓋顎顔面形態における役割, 3集団によるメタアナリシス.2018

    • 著者名/発表者名
      冨田大介、山口徹太郎、中脇貴俊、疋田悠、芳賀秀郷、高橋正皓、槇宏太郎
    • 学会等名
      第42回日本口蓋裂学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] FGFR1 variants affect crniofacial variations in Japanese and Korean poplations2017

    • 著者名/発表者名
      Adel Mohamed、山口徹太郎、冨田大介、中脇貴俊、疋田悠、芳賀秀郷、高橋正皓、木村亮介、槇宏太郎
    • 学会等名
      第27回日本顎変形症学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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