研究課題/領域番号 |
17K17358
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
三森 香織 昭和大学, 歯学部, 助教 (00453647)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | セリンプロテアーゼインヒビター / 歯肉上皮 |
研究成果の概要 |
Secretory Leukocyte Protease inhibitor(SLPI)は、好中球から分泌される酵素NE(Neutrophil Elastase)の活性を阻害する機能をもつセリンプロテアーゼインヒビターの一つである。SLPIは、創傷治癒の促進、抗菌活性、過度な炎症反応の抑制等多彩な機能をもつことが報告されているが、歯周病病態における接合上皮のバリア機構でのSLPIの詳細なメカニズムについては十分に解明されていない。本研究では、Ca9-22細胞においてLPS刺激や炎症性サイトカイン刺激によるSLPIの発現の変化を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果から、歯肉上皮細胞Ca9-22において、LPS刺激や炎症性サイトカイン刺激によりSLPIの発現に影響を与えることが示唆された。歯肉上皮におけるSLPIの発現を検討することで、歯肉上皮のバリア機構におけるSLPIの役割を解明することにつながり、歯周病の予防・治療戦略に貢献することが期待される。
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