研究課題/領域番号 |
17K17365
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
關 奈央子 東京医科歯科大学, 統合国際機構, 助教 (10612690)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 歯科英語教育 / 歯学教育 / グローバル化 / 歯科臨床 |
研究成果の概要 |
歯科臨床における実践的英語運用能力のための教育(歯科英語教育)は重要であるが、当該教育に関する研究は限られており教材も不足している。そこで本研究では全国の歯科大学で使用可能な、歯科英語教育に活用できるeラーニング教材開発を行った。教材は臨床判断・診断能力に関する学習に加え、歯科の英語を学習できるように工夫した。 その後教材を用いたeラーニングコースを立ち上げ活用した。学習者からの評価等により、教材の有用性、歯科英語教育のニーズ等を確認できたと同時に、段階的な歯科英語教育について検討が必要と考えられた。限られたカリキュラム時間においては学年に応じたeラーニング活用も重要な方法であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科英語教育についての研究は、どのような英語力の獲得を卒前教育で設定するか提言する上で大変重要である。開発教材は日本の全ての歯科大学で使用可能であり、不足していると言われている歯科英語教材の1つとなりうる。また、eラーニングは歯科英語教育の一助となると考えられ、需要は今後さらに増加する可能性が高い。本研究より歯科英語教育モデルの提言、限られたカリキュラムにおけるeラーニング学習について考察することができた。さらに、全編英語(臨床編)教材については、日本における活用だけでなく諸外国での活用も可能だと考えられ、教材の国際汎用性が期待できる。
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