研究課題/領域番号 |
17K17367
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
諏訪間 加奈 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00722183)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 現在歯数 / アルコール摂取状況 / アルコール摂取量 / アルコール摂取 / 腎機能低下 / 歯周病 / 飲酒 / 喫煙 / 調査 / 文献検索 / 医療・福祉 / 栄養学 |
研究成果の概要 |
アルコール摂取と歯周病をはじめとする口腔健康状態との関連を明らかにするため、40歳以上の地域住民25,216名(男性13,211名,女性12,005名)を対象とし、分析を実施した。その結果、アルコール摂取状況および1週間の摂取量と歯の喪失との関連がみられ、現在飲酒者では1週間の摂取量が多いほど歯の喪失との関連が強いことが示唆された。また、その関連は女性の方が強い可能性が示唆された。非飲酒者や過去飲酒者では、男女ともに健康状態や健康行動の状況が歯の喪失状況に影響した可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周病は、原因として嫌気性細菌だけではなく、宿主因子や環境因子も関与する多因子性疾患である。アルコール摂取は多くの人がおこなう環境因子の一つであるため、アルコール摂取による影響を明らかにすることは、歯周組織などの口腔健康状態の安定化だけではなく、全身の健康にも結びつく情報となると考えられる。
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