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認知症高齢者および高度障がい者における歯科関連ストレスの客観的指標にもとづく検証

研究課題

研究課題/領域番号 17K17377
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 社会系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

井川 一成  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (80584739)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード老年歯科学 / 障害者歯科 / 実験心理学 / 脳機能測定 / ストレス評価 / 高齢者歯科 / 障がい者歯科 / 実験系心理学 / 認知科学 / 医療・福祉
研究成果の概要

歯科治療に関するストレスについて、客観的評価仕様に基づいて評価したケースは多くなく、基礎的なデータの蓄積は十分になされていない。本研究では、2018年度および2019年度に基礎的なデータ蓄積を目的として、まずは健常なボランティア20名を対象として、基本的な歯科治療項目について近赤外線分光法を用いた脳機能測定によるストレス評価を実施した。合わせて実施した質問表調査による結果とともに相関性の検証を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯科診療において行われる頻度の高い診療項目や、一般的に心理的負荷が強いと言われている項目について、客観的評価指標と主観的評価指標に基づいてストレス評価を行い、一定の相関性が得られたことから、近赤外線分光法(NIRS)による歯科関連ストレス評価の信頼性向上に寄与することができた。今後は、意思の表出の難しい対象者についてもストレス評価を適正に実施できる可能性が示唆され、今後の高齢者、高度障碍者に対する歯科診療における苦痛低減プロトコル策定に向けた基礎的なデータの蓄積がなされたと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 近赤外線分光法( NIRS)を用いた歯科治療関連ストレスの脳機能的評価2019

    • 著者名/発表者名
      杉本浩司、井川一成、松裏貴史、中園史子、足立耕平、吉村篤利
    • 学会等名
      日本歯科保存学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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