研究課題/領域番号 |
17K17379
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 島根大学 (2018-2019) 九州歯科大学 (2017) |
研究代表者 |
松田 悠平 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (80759209)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自己効力感 / がん治療 / 口腔有害事象 / 尺度開発 / 歯科衛生士 / 臨床疫学 / 信頼性・妥当性 / 計量心理学 / がん患者 / 口腔保健 / 信頼性 / 妥当性 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、がん患者の口腔保健に関わる自己効力感尺度を開発し、信頼性、妥当性の検証をすると共に、副次的なアウトカムとして横断研究によってその実態を明らかにし、歯科衛生指導のエビデンス構築及びチーム医療の推進に寄与することを目的としている。最終的な解析の結果、作成した尺度の信頼性・妥当性が確認、立証できたため、サンフランシスコにて開催されたMASCC/ISOO Annual Meeting 2019にて本研究の成果を報告した。また同時に本尺度の信頼性・妥当性に関する開発論文の作成、投稿を行い、2020年3月には論文がJournal of Cancer Educationにて受理された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果として開発された新規尺度(oral health-related self-efficacy scale for cancer patients :OSEC)は学術的に信頼性、妥当性が証明された尺度であり、今後、周術期等口腔機能管理などがん治療時の歯科衛生士の口腔清掃指導の評価指標として活用されることが期待される。 また、歯科衛生士の臨床に関するエビデンスの構築に寄与し、多職種間の理解を助けることで、チーム医療の推進へ貢献できる社会的意義がある。
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