研究課題/領域番号 |
17K17400
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
大山 祐介 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (40789567)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 災害 / 糖尿病 / 備え / 糖尿病療養者 / 地震災害 / セルフマネジメント |
研究成果の概要 |
日本で発生した3つの地震災害で被災した糖尿病療養者の生活における困難を明らかにした.被災した糖尿病療養者に関する23編の文献を対象とした.調査結果については日本災害看護学会第20回年次大会で発表し,保健学研究第32巻に掲載された. この研究結果をもとに1型糖尿病療養者の災害の備えについて10人の1型糖尿病療養者を対象にインタビュー調査を行った.調査結果については第20回日本先進糖尿病治療研究会・第18回1型糖尿病研究会において発表を予定している.その後論文投稿も行う.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1型糖尿病療養者の災害の備えに対する考え,感情,行動について,「災害は他人事で情報を得る機会が少ない」「適切なことがわからないので災害に備える行動につながらない」「被災時でもインスリンと食べ物があれば大丈夫と思う」そして「災害時であっても糖尿病であることを関係ない人には言わないと思う」の4個のカテゴリーが見出された.この結果から災害後の生活を見据えた平時における備えに関する自己管理方法について指導することが可能である.また,1型糖尿病のような災害時要配慮者の心理的側面に配慮した支援を検討することができる.
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