研究課題/領域番号 |
17K17405
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
勝沼 志保里 宮城大学, 看護学群(部), 助教 (10794323)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 災害 / 応急仮設住宅 / 循環器疾患 / 身体認識 / 身体の認識 / 東日本大震災 / 災害後慢性期 / 災害公営住宅 / 心疾患をもつ人 / 自然災害 / 長期避難者の看護 |
研究成果の概要 |
災害後の循環器疾患をもつ人の身体の認識は、3つの要素:自己の身体への注意と観察、災害前との比較を通しての身体症状・徴候の変化の自覚、災害後の身体の変化の解釈で構成されている。災害後の身体認識は、被災体験、個々の生活上の課題の過程に伴い変化する。また、災害後の身体認識は、被災体験、個々の生活上の課題の過程に伴い生じた災害後の生活状況、家族や周囲の人との関係性、精神状態の変化により影響を受けることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、災害を体験した循環器疾患をもつ人の対象理解を深め、災害後の看護ケアの提供が必要となる時期、被災した循環器疾患をもつ人の心身の状態をアセスメントする視点、看護援助の提供方法や実施内容などの実際の看護ケア提供の手がかりとなる。また、本研究は応急仮設住宅に暮らす人々の健康と生活を支える看護職者が減少する時期に焦点を当てたため、応急仮設住宅の時期の支援の重要性を示し、被災した人々の健康支援活動に携わる被災地内外の看護職者が効率よく、かつ効果的に支援することを可能にする。
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