研究課題/領域番号 |
17K17408
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
小林 由実 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (20719421)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 看護技術 / 腰痛予防 / トイレ介助 / 移乗 / 福祉用具 / リフト / スタンディングマシーン / 立位リフト / 移乗用具 / 排泄ケア / 腰部負担 / 移動用具 |
研究成果の概要 |
スタンディングマシーンを用いたトイレ介助について具体的な介助方法を作成した。そして、従来の人力のみのトイレ介助方法と、スタンディングマシーンを用いたトイレ介助方法について、実際の車椅子トイレの環境下で、看護師にかかる負担を表面筋電図、ゴニオメーターによって測定した。また、患者に対しては、質問紙で負担感を尋ねた。 筋電図およびゴニオメーターの測定結果によると、スタンディングマシーンを用いたトイレ介助方法は、看護師の身体的負担を減らしていた。また、患者役の身体的負担感も減少させていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、実際の車椅子トイレの環境下で使えるスタンディングマシーンを用いたトイレ介助方法の具体的な方法を提案することができた。 また、看護師は筋電図およびゴニオメーターの結果から、患者に対しては質問紙調査から、スタンディングマシーンを使用したトイレ介助方法は、両者にかかる身体負担を減らせることを明らかにした。特に看護師の腰部負担軽減は、腰痛予防、さらには離職予防につながる。患者を将来にわたって看護できる人材を確保するためにも、スタンディングマシーンを使用したトイレ介助方法を普及し、活用していくべきと考える。
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