研究課題/領域番号 |
17K17417
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 長崎大学 (2019-2020) 国際医療福祉大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
南嶋 里佳 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (10783764)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 減災教育 / 在留外国人 / ヘルスリテラテシー / 避難行動 / ソーシャルサポート / ソーシャルスキル / 災害 / 外国人 / 減災 / 教育プログラム / 看護 / 災害看護 / 国際看護 |
研究成果の概要 |
被災した在留外国人の災害関連ヘルスリテラシーにおける課題は,6カテゴリ【情報源が限られている】【複雑な日本語を理解できない】【判断材料が乏しい】【危機的状況を乗り切る】【尊厳を保つことが困難】【孤立しやすい】と16サブカテゴリが導き出された.先入観や思い込みが影響し,外国人は支援を受けられないだろうという誤った判断をした結果,自ら支援を受ける機会を逃した事例や,安全な場所に避難をしなければならないという知識が無いことで,適切な避難行動につながらないといった事例があった.被災した在留外国人においては,情報を適切に理解し,情報の信頼性を評価する段階で課題が生じていることが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
被災した在留外国人の災害に関連するヘルスリテラシ-における課題の背景には,母国における被災経験が無いことや,災害に関連する概念を知らないことが示唆された.有事に適切な避難行動をとるためには,言葉の意味を理解するのみならず,言葉から適切なリスク事象を連想し行動レベルで想起することが求められる.在留外国人に対して,日本の災害文化を理解し,適切に対処できるよう実践的な減災教育を提供する機会が必要であることが示唆された.
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