研究課題/領域番号 |
17K17421
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
嶋澤 奈津子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助教 (70434438)
|
研究期間 (年度) |
2018-02-28 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 看護師の高年齢化 / 加齢 / マネジメント / キャリア継続 / 看護師 / 高年齢化 / 業務遂行困難性 |
研究成果の概要 |
本研究は、病院に就労する年齢を重ねた看護職のキャリア継続に着目し、年齢を重ねた看護師が加齢によって困難となる業務遂行に対して行っている工夫を明らかにすることを目的とした。病院に所属する45歳以上の看護師および看護管理者にインタビュー調査を実施し、質的に分析した。これにより、年齢を重ねた看護師が意図的に行っている工夫が明らかになった。また、当該看護師への個別的な支援、全ての看護師に対して適応可能で年齢を重ねた看護師にとっても有用な支援等の必要性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国は少子高齢社会となり、社会を支える人材確保がますます困難となることが予測される。看護職においても同様であり、人材確保の一つの方法として、年齢を重ねても健康に職業を継続できるようなマネジメントの在り方を検討する必要性は高い。本研究では、看護職者の加齢によって困難になる業務遂行に関して、自身で乗り越え工夫していることや年齢を重ねた経験の中で強みに変えていることが明らかになり、これまで看護職者自身が個人の自助努力で行っていた工夫を組織マネジメントに反映するための示唆を得られたことは、キャリア継続支援として意義がある。
|