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視線の可視化による看護師と看護学生のがん患者に対するコミュニケーション技術の比較

研究課題

研究課題/領域番号 17K17425
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関同志社女子大学

研究代表者

田村 沙織  同志社女子大学, 看護学部, 助手 (50756210)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードコミュニケーション / 視線 / がん / 看護学生 / 熟練看護師 / 会話 / 視線計測 / 熟練者
研究成果の概要

5年以上の臨床経験がある看護師に対して、がん患者とのコミュニケーションをとるときの視線を視線計測機器を用いて計測した。そして、視線計測終了後、コミュニケーションの中で沈黙の時に感じることや尺度を用いてアンケート調査を実施した。その結果、対象者の各AOIの注視時間の割合の平均は、両目が30.5%と高く、次いで、鼻、口元であり注視時間のうち45%が顔を見ていたことが示された。また、「沈黙」の時を患者の発言を待つ時間ととらえている看護師が多く看護師のコミュニケーションスキル尺度の平均点は73.9点であった。先行研究において学生の平均点は54.9点であり、看護師のコミュニケーションスキルが高かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、入院在院日数が、縮化され効率的な情報収集を行わなければ、がん告知を受けた患者の思いに気づくことなく治療が進み、告知の受け入れ状況によっては、患者の抑うつ状態を生み出す結果となり、今後の治療に影響を及ぼす。本研究の結果は、看護学生のコミュニケーション能力の向上を目指す一助となるものと考える。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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