研究課題/領域番号 |
17K17429
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 熊本保健科学大学 (2022) 福岡女学院看護大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
吉野 拓未 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (50711917)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 看護倫理 / 看護教育 / e-learning / 若手看護教員 / e-leaning / 看護学 |
研究成果の概要 |
看護教員の倫理的感受性向上のためのe-learning作成に先立ち、ランダム抽出した看護教員に対し、倫理的ジレンマを感じる場面を質問紙調査を実施した。看護教員は【学生の利益と他の学生の利益を両立できない】【学生の利益と患者の利益が反している】場面など多くの場面で倫理的ジレンマを感じていた。抽出された場面に関して、倫理的な解決方法を模索するe-leaningを作成した。若手看護教員を中心にe-leaningを公開、運用し、倫理的感受性向上の一助となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護教員は臨床実習において、看護師・教員という側面から、倫理的な問題を気づかない場合も多い。本研究においては、臨地実習に潜む倫理的問題についてを明らかにしたことで、看護教員が見逃しやすい場面や問題と感じていながらも対処方法がわからない場面を詳細に抽出することができた。また、抽出された倫理的問題に関する場面及びその問題に対する考え方や対処方法についてのe-leaningを作成・運用することで、看護教員の倫理的場面の感受性をあげ、教育能力の向上へ貢献することができた。
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