研究課題/領域番号 |
17K17431
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐々木 康之輔 東北大学, 医学系研究科, 助教 (50755642)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 急性大動脈解離 / 心臓血管外科 / 保存的 / 自律神経活動 / 血圧変動 / 安静降圧療法 / 心拍変動 / 周術期看護 |
研究成果の概要 |
安静降圧療法が必要なB型急性大動脈解離患者において、急性炎症反応や疼痛の惹起により、自律神経活動のバランスは乱れ、血圧管理に影響をおよぼすと推測されるが、大動脈解離発症後の自律神経活動の変化はこれまで解明されていない。したがって、安静降圧療法管理となるB型急性大動脈解離患者を対象に、自律神経活動の変化を経時的観点から明らかにすることを目的とした。2017年9月から2020年3月の期間に、B型急性大動脈解離を発症し入院、安静降圧療法管理とされた患者を2施設で登録した。心拍変動および血圧変動の周波数解析より、非侵襲的に自律神経活動系を評価するとともに、圧受容器反射感受性も確認することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに検証されていなかった急性疾患という特徴を有している急性大動脈解離における経時的および経日的な自律神経活動の変化を明らかにすることが出来た。血圧変動が、退院後の大動脈関連イベント(再入院、予定外手術など)に影響する可能性が示唆されていることから、これら自律神経活動の変化も関連している可能性が考えられる。自律神経活動の変化が大きいときの離床は血圧変動に影響をおよぼすかもしれない。
|