• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

失語症患者のためのQOL評価尺度の開発とQOL予測アルゴリズムの作成

研究課題

研究課題/領域番号 17K17432
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 臨床看護学
研究機関東北大学

研究代表者

成田 渉  東北大学, 大学病院, 助教 (10535420)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード失語症 / QOL / リハビリテーション / 脳卒中 / 進行性失語
研究成果の概要

脳損傷後の障害の評価は障害者の自立度を反映する機能や日常生活活動に焦点をあてて行われることが多い。言語機能障害(失語症)は日常生活の遂行だけでなく生活の豊かさにも影響を与えるため,生活の質(quality of life: QOL)に注目した評価が求められる。しかし,失語症者のQOLに関する研究は非常に少ない。
本研究ではリハビリテーションを受けた失語症患者のQOLに焦点を当てて調査を行った。言語機能とは異なり,QOLは経時的に改善しない可能性があることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義:失語症の方において言語機能が改善してもQOL(生活の質)は低下する可能性があることが示された。本研究の結果からはリハビリテーションの効果判定には言語機能だけでなく,QOL評価尺度を用いることが望ましいと考えられた。失語症におけるQOLの低下は言語機能よりも年齢や失語症のタイプの影響を受ける可能性が示された。
社会的意義:機能評価を中心とした従来の失語症のリハビリテーションの考え方に,コミュニケーションや生活の質を重視するあるいは明確にする視点をもたらす材料になると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi