研究課題/領域番号 |
17K17436
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2020) 横浜市立大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
今津 陽子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (60782670)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 頭頸部がん / 災害対策 / がんサバイバー / 看護支援 / がん看護学 / 災害看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は頭頸部がんサバイバーの持つ災害に備える力の構造を明らかにし、頭頸部がんサバイバーの身体、治療、生活を支える災害に備える力を高める看護実践プログラムを開発した。災害経験を持つ頭頸部がんサバイバーの災害の備えに関する実態調査を基に、本プログラムを作成した。研究対象者の災害経験や疾患や治療に伴う困りごとが具体的な備えにつながっていたことから、本プログラムはKolbの経験学習モデルを基盤とした4つのステップの構成とした。本研究で開発したプログラムは、頭頸部がんサバイバーの災害被害を減少させるために、非常に有用であると想定され、今後は有用性の検討や臨床実装を進めるための研究が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、開発した看護実践プログラムの基盤として、今まで注目されていなかった頭頸部がんサバイバーが有する災害に備える力の構造を明らかにした。それにより、頭頸部がんサバイバーが災害に対してどのような備えを行っているのか、災害時にどのような問題が生じるかという点が明確になり、そして、それに基づき生み出された看護実践プログラムは、頭頸部がんサバイバーの具体的な備えにつながり、災害被害の減少をもたらすと予想される。
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