研究課題/領域番号 |
17K17446
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
田中 雅美 (佃 雅美) 高知県立大学, 看護学部, 助教 (50784899)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | transition / ICU / 新人看護師 / transition(トランジション) / ICU(集中治療室) / トランジション / 看護師 / ICU / 看護実践能力 / 教育支援 / 看護 |
研究成果の概要 |
本研究はTransitions Theory を基盤に、ICU 新人看護師の看護実践能力向上支援プログラムを開発することを目的とした。まず、ICU看護師へのインタビュー調査を実施し、ICU新人看護師のtransition状況や、健全なtransitionを辿るために必要なターニングポイント、transitionを促進する要因、について明らかにした。そして、ICU新人看護師の教育支援に携わる看護師のグループインタビューから、OJTで可能な支援内容や、支援を阻害する要因について明らかにした。それらをもとに、ICU新人看護師の看護実践能力向上支援プログラムの枠組みを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ICU新人看護師の看護実践能力向上支援プログラムの枠組みを作成した。プログラム作成までは至らなかったが、研究を進めるなかで、個人の成長プロセスに応じた柔軟な支援の重要性が明らかになり、新人に限らずICU看護師への支援に応用できる枠組みを作成できたと考える。 COVID-19感染拡大により、クリティカルケアの専門的な実践力を有する人材確保や人材育成の重要性が明るみとなった現状において、成長プロセスに応じて柔軟に支援できるプログラムの開発を継続することは、看護師のスムーズな成長の獲得と支援者の継続教育への負担軽減につながり、クリティカルケア看護師の定着促進に貢献できると考える。
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