研究課題/領域番号 |
17K17453
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
岡山 未来 (木本未来) 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (50515335)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 糖尿病 / 透析 / 患者教育 / 社会力 / 糖尿病透析 / 結び付く力 / 家族 / 社会 / 周囲 / 尺度開発 / 周囲の人 / 現象学的アプローチ / 尺度 / 看護 / 患者 |
研究成果の概要 |
目的1)糖尿病透析3年を過ぎた方を参加者に、現象学的アプローチを用いて面接を行い、糖尿病透析患者と家族も含めた周囲の人々との関係性の変化を明らかにした。糖尿病透析患者と身近な人々との関係性を図式化した。 目的2)3)コロナ禍の影響で、介入研究の実施が困難であった。そのため、研究方法を一部変更し、「家族を含めた周囲と結び付く能力」を量的に捉え、評価するための尺度開発を計画し、実施した。尺度原案の作成は、「社会力」(門脇,1999)という「子どもの社会化のための意欲や能力」の枠組みと、目的1)の結果、および先行研究(木本・稲垣,2012)の結果を踏まえた。信頼性と妥当性を確認し測定尺度を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果として「家族を含めた周囲の人々と結び付く能力」測定尺度を開発できたことによって、糖尿病透析患者の「家族を含めた周囲と結び付く能力」の因子構造とその特性が明らかになったことが学術的意義である。因子構造とその特性を活用し、教育プログラムの考案できるからである。糖尿病透析患者の「家族も含めた周囲の人々と結びつく」ための教育プログラムにおける患者の目標(概略案)を5つ設定した【未発表】。今後は、本教育プログラムにおける患者目標(概略案)から、行動目標の設定と、その行動目標に沿った教育プログラム内容の具体化を行う。実践およびその実践効果を検証することで糖尿病透析患者のQOLの向上に寄与できる。
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