研究課題/領域番号 |
17K17455
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 名古屋大学 (2019) 日本赤十字豊田看護大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
橋本 茜 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (00642084)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ヒューマンケアリング / 三次救急初療 / 看護実践 / 三次救急初期治療 / 救急看護師 / 看護実践評価スケール |
研究成果の概要 |
三次救急初期治療(救急初療)に求められる看護を、ヒューマンケアリング(身体のみならず精神、社会、スピリチュアルな人間の側面からアプローチする医療)の視点から明らかにするため、急性心筋梗塞患者が必要とするヒューマンケアリングの要素を、救急初療に従事した経験のある熟練看護師、協働する医師・救急救命士、治療を受けて社会復帰した患者へのインタビューから明らかにした。また、その看護実践項目から、救急看護師のヒューマンケアリング実践評価スケール(Human Caring Scale for Emergency Care: HCSE)を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかとなった救急初療におけるヒューマンケアリングの要素は、救急看護師のみならず、協働する医師や救急救命士、治療を受けて社会復帰した患者の視点から検討された、三者が期待する全人的な救急初療の在り方であり、重症疾患患者の回復後のQOL改善の一助となり得ると考える。また、これをもとに作成したHCSEは、救急看護師が自己の看護実践を振り返るツールとして活用されることで、今後の救急初療の質向上が期待できる。
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