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多胎支援における人口密度が低い地域ネットワークの試案

研究課題

研究課題/領域番号 17K17461
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

巻島 愛  旭川医科大学, 医学部, 助教 (30760996)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード多胎育児 / 多胎妊娠 / 情報提供 / 多胎児 / 育児支援 / 地域ネットワーク
研究成果の概要

多胎児母親は妊娠期には出産した病院の助産師から、育児期には多胎育児をしている母親からそれぞれ情報提供を受けていた。助産師と保健師は【家族などの協力体制】について、妊娠期、育児期を通して情報提供していたが、妊娠期においてはサポート調整の必要性を理解してもらえないと感じている者がいることから、妊娠期から育児期のサポートの必要性を理解できる情報提供の工夫が必要である。助産師、保健師それぞれに支援における困難を感じており、支援の場面の違いからそれぞれの体験の共有や多胎育児における実際の状況や工夫点などを知る機会が必要である。また直接・間接的介入プログラムの枠組みを検討でき、本研究の目的は概ね達成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

多胎児母親は妊娠期には出産した病院の助産師から情報を得ている者が多かったことが明らかになった。このことは、妊娠期からの情報提供の必要性が訴えられているなかで、出産する病院の助産師の情報提供が重要であることを指しており、病院勤務の助産師も育児期においてどのような工夫が必要なのか、具体的にどのような大変さがあるのかを説明できるようにしておく必要性を示唆している。また、育児期に直接地域で関わる保健師から情報を得ている母親が少なかったことから、保健師においても多胎児母親が知りたい情報を情報提供できるよう助産師との情報共有を含め行っておく必要性を示唆している。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] SURVEY OF CHILDBIRTH AND CHILDCARE EXPERIENCES IN DEPOPULATED AREAS OF JAPAN2020

    • 著者名/発表者名
      Ai Makishima, Hiroko Shimizu
    • 学会等名
      24th EAST ASIAN FORUM OF NURSING SCHOLARS VIRTUAL CONFERENCE 2021
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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