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PreDeath期のNICU入院児へのケアにおける看護師の精神的負担と要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K17472
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関神戸大学 (2018-2019)
九州大学 (2017)

研究代表者

北尾 真梨  神戸大学, 保健学研究科, 保健学研究員 (80778811)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードNICU / 看護師 / ストレス / 精神的負担 / 子どもの死 / Pre Death期 / 新生児看護 / NICU / 看取りのケア
研究成果の概要

本研究の目的は、治療に関する明確な倫理的意思決定がなされないまま長期(出生から1か月以上)にわたり状態が変化しない、もしくは緩やかに悪化し、死亡退院に至った児をケアする看護師のPre Death期における精神的負担とその要因を明らかにすることであった。
平成29年度には対象となる看護師にインタビューを行い、Pre Death期での看護師のケアと精神的負担の有無、その要因について8名から聞き取りを行った。平成30年度・31年度にはデータの解析を行い、精神的負担の要因の抽出を行った。今後、引き続き分析することで現場に還元できる方法について検討を行っていく。

研究成果の学術的意義や社会的意義

Pre Death期における看護師の精神的負担とその要因を明らかにすることで、看護師のメンタルケア及び職務負荷の軽減に働きかけることが出来るマニュアルの作成や、現場に還元できる方法について検討を行う。
子どもの看取りを行うNICU看護師への精神的負担に関する研究は少なく、今回の結果をもとにしてさらに研究を進め、医療現場で実際に使用することができるプログラムを構築していく。
これらを行うことで、NICU看護師の離職率の低下や、強い精神的負担による看護ケアの質の低下を防ぐことができると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Associated Factors of Psychological Distress among Japanese NICU Nurses in Supporting Bereaved Families Who Have Lost Children2018

    • 著者名/発表者名
      MARI KITAO , NORIKO SETOU , AKIO YAMAMOTO , and SATOSHI TAKADA
    • 雑誌名

      Kobe Journal of Medical Sciences

      巻: 64 ページ: 11-19

    • NAID

      120006477542

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 遺族支援における NICU 看護師の負担感について2017

    • 著者名/発表者名
      北尾真梨、瀬藤乃理子、高田哲
    • 学会等名
      ハイリスク児フォローアップ研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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