研究課題/領域番号 |
17K17482
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
入江 亘 東北大学, 医学系研究科, 助教 (60757649)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 意味づけ / Posttraumatic Growth / 間合い / 見通し / 実生活への順応 / 長期内服 / 予測 / 看護師 / 小児がん / 家族 / がんサバイバーシップ / 子ども / ケア / 親 / サバイバーシップ / Post-traumatic Growth / 心的外傷後成長 / 看護支援プログラム |
研究成果の概要 |
本研究成果から,小児がんを抱える子供の闘病体験を親が意味づけていくための看護支援プログラムの枠組みとして(1)子どもががんになった事実を容認すること、(2)がんを抱えながらの生活に順応すること、(3)がんに意味を持つこと、(4)がんの恐怖に対処することの4つの視点が示された。内的な熟考に着目する支援というよりもむしろ,実生活への順応を通した現状への統制感覚の確保を支援していくことが重要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は,これまで小児がんの子どもをもつ家族の意味づけを支援するうえでの具体的な着眼点が課題となっていたなかで,小児がんを抱える子供の闘病体験(病気罹患から治療終了までの体験)を親が意味づけていく過程を精緻的に解明できた点である。今後これらの支援枠組みに基づき,小児がんの子どもをもつ家族への実際のケアの実装や生活環境への支援の充実が取り組まれることで,より社会的意義に貢献できると考えられる。
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