研究課題/領域番号 |
17K17484
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 千葉科学大学 |
研究代表者 |
下野 純平 千葉科学大学, 看護学部, 講師 (00782476)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 早産児 / 父親役割 / 両親 / 脳性麻痺 / 行動指標 / アセスメント指標 / 評価指標 / NICU / 調整過程 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脳室内出血もしくは脳質周囲白質軟化症を合併し、脳性麻痺発症のリスクが高まった早産児の両親の父親役割遂行に向けた調整を支援する、新生児集中治療室(以下、NICU)における看護援助を明示することであった。先行研究「脳性麻痺発症のリスクが高い早産児の父親役割遂行に向けた父親の調整過程」で得られた結果、および文献検討から看護援助を作成、専門家会議により内容的妥当性・実行可能性を検討し、NICUにおける看護援助として、①アセスメント指標、②看護援助の概念枠組み、③看護職の行動指標、さらに初定期外来受診時に使用する④評価指標を作成した。その後、上記①~④を含む実践マニュアルを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
早産児の脳性麻痺を含む神経学的後遺症が問題となっており、脳性麻痺発症のリスクが高まった早産時の両親は父親役割遂行に関して困難感を抱いている。本研究で作成した「脳性麻痺発症のリスクが高い早産児の両親の父親役割遂行に向けた調整を支援する看護援助」は、臨床において父親役割に着目した看護援助の展開に活用できる。また、早産児のNICU退院後の脳性麻痺発症により生じる危機を家族全体で乗り越えることに寄与する可能性がある。
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