研究課題/領域番号 |
17K17489
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
西垣 佳織 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (90637852)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小児看護 / 家族看護 / 重症心身障害児 / レスパイトケア / 家族 / 看護学 |
研究成果の概要 |
重症心身障害児を対象としたレスパイトケアの効果的活用を促進することを目的に、下記を実施した。まず重症心身障害児を養育することによる家族への影響を測定する尺度The impact on family scale日本語版を開発した。この尺度により健康問題を有す子どもの養育が家族に与える影響、子どもの養育が家族に与える影響を測定可能となった。次にレスパイトケア活用を促すリーフレットを作成した。詳細な文献検討によって、これまでの研究成果を整理して記載するとともに、各家族の状況に応じた活用を考えられる内容とした。専門家へのヒアリングを通して、予備的に効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重症心身障害児の養育による家族への影響をThe impact on family scale日本語版で的確に測定が可能となった。その結果、重症心身障害児の家族特有のケアニーズに基づいた効果的なケア提供をさらに充実させることが可能となった。 またレスパイトケア活用を促すリーフレットは、各家族の状況に応じたケアを考えるために、臨床現場で活用可能なツールである。リーフレットを用いることで、レスパイトケアの活用が促進され、在宅療養を家族が過度な負担を抱えることなく継続できる状況を整えることにつながることが期待される。
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