研究課題/領域番号 |
17K17503
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
梶原 弘平 広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (10437626)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 認知症 / 介護者 / 介護負担 / 介護行動 / 認知症高齢者 / 在宅介護者 / 高齢看護学 / 認知症介護 |
研究成果の概要 |
本研究では、主観的な介護認識と認知症高齢者の在宅介護者の介護行動の関連性を検討し、介護の認識・行動の両側面からの在宅介護支援方法を検討した。予備調査の結果に基づいた、認知症高齢者を在宅で介護している家族介護者26名に調査を行った。調査方法は、調査票を用いた聞き取り調査と機器を用いて生体データの測定を実施した。 その結果、介護の主観的な介護負担感と介護行動時の脈拍変動には関連が認められなかったが、介護行動前後における脈拍が変化していることが示唆された。この結果より、介護者の主観的な認識と共に、介護行動による客観的な生体データを踏まえた支援の重要性が示唆された
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、認知症高齢者を在宅で介護している家族介護者の感じている介護負担感及び認識と介護行動による脈拍の変化の関係性を検討した。このことにより、家族介護者の脈拍、血圧等の生体データを評価することも必要である可能性が示され、これは学術的にも意義が高いと考えられる。また、家族介護者の健康維持を支援していくうえでも、介護行動が健康状態にどのように関係しているかを明らかにした試みは、社会的意義においても重要である。
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