研究課題/領域番号 |
17K17506
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
田上 博喜 宮崎大学, 医学部, 助教 (00729246)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メタ認知トレーニング / 精神看護 / 精神科訪問看護 / 統合失調症 / 個人向けメタ認知トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究では、精神看護におけるメタ認知トレーニングの提供拡大に向け、精神科訪問看護で実施するメタ認知トレーニングの有用性を検討した。その結果、訪問看護で提供するメタ認知トレーニングは、当事者の苦痛となりやすい陽性症状や抑うつ症状に対して有用であることが示唆された。さらに、精神科訪問看護における心理社会的の実施に当たっては訪問看護ならではの困難が想定され、精神科訪問看護師へのインタビューを通してその詳細を検討した結果、技術習得や対象者への適用することの困難があることが明らかとなった。さらなるメタ認知トレーニングの提供拡大に向け、課題克服に向けた支援が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題における一連の研究の結果から、精神科訪問看護における看護師が実施するメタ認知トレーニングは、統合失調症の陽性症状や生活の質(QOL)への有用性が明らかとなった。さらにインタビューの結果からは、精神看護における統合失調症への有効な介入方法としてのメタ認知トレーニングや認知行動療法といった心理社会的支援のさらなる拡大に向けた課題点が明らかとなった。
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