研究課題/領域番号 |
17K17510
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 浜松医科大学 (2019-2022) 三重県立看護大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
木戸 芳史 浜松医科大学, 医学部, 教授 (70610319)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 幻覚・妄想に対する認知行動技法 / 精神科訪問看護 / パイロット研究 / 幻覚・妄想のための認知行動技法 / 精神看護学 / 統合失調症に対する認知行動療法 |
研究成果の概要 |
本研究は、(1)幻覚・妄想に対する認知行動療法を我が国の精神科訪問看護に従事する者が用いるための障壁を整理すること、(2)その技術を習得することができる介入マニュアルを開発すること、(3)介入マニュアルを用いて研修を受けた者がサービス提供を行うことによる利用者に対する効果を明らかにすること、の3点を研究期間内の目的とした。文献検討の結果を踏まえ「幻覚・妄想に対する認知行動技法マニュアル」を開発し、パイロット研究として5名の訪問看護利用者に提供し、介入前後における評価指標の変化を確認した。また介入による有害事象の報告はなく、国外で行われた先行研究と同様にプログラムの安全性を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって開発された「幻覚・妄想に対する認知行動技法マニュアル(CBt-pマニュアル)」を用いた実践による有害事象の報告はなく、国外で行われた先行研究と同様に安全性を確認することができた。CBt-pは薬物療法など他の精神科治療を阻害せず、医師や公認心理師等の臨床心理学バックグラウンドを持たない看護職にも習得することができることが明らかになり、精神科訪問看護に携わる看護職にとって統合失調症等の幻覚・妄想症状のある方とのコミュニケーションやケアのコプロダクションに貢献することが期待される。一方で、本研究は前後比較研究であり、今後はRCT等による高いエビデンス評価が必要である。
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