研究課題/領域番号 |
17K17514
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 関西医科大学 (2019-2021) 兵庫県立大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
高橋 芙沙子 関西医科大学, 看護学部, 助教 (40780482)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 在宅看護 / 認知症看護 / 家族介護者 / レスパイトケア / 看護師連携 / 訪問看護 / 認知症 / 在宅施設間連携 / 家族支援 / 家族看護 / 高齢者看護 |
研究成果の概要 |
本研究は在宅療養する認知症高齢者を支援する訪問看護ステーションと、家族介護者にレスパイトケアを提供する介護施設間での看護師連携の現状と課題を明確化し、効果的な施設間連携を検討することを目的とした。看護師間の連携は、連絡ノートや電話などを用いて少ないながらも実施されており、互いにその必要性を感じていることが明らかとなった。また、連絡ツールの更なる効率化や、互いに顔の見える関係を構築するため、地域での交流の機会増加を希望していることが明らかとなった。他職種を介する情報共有が多いことから、看護師同士の直接的な連携を推進するためには、これら他職種との相互理解も必要となることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症高齢者を支援する訪問看護ステーションとレスパイトケア施設との看護師連携の現状と課題が明らかとなり、効果的な連携方法が検討されることで、認知症高齢者の認知症症状が悪化することなく、効果的なショートステイや通所介護の提供が可能となる。これにより家族介護者への効果的なレスパイトケアの提供が可能となり、安定した介護の提供は、認知症高齢者が安心・安全・安楽に地域で生活することへ貢献する。認知症ケアにおける地域包括ケアシステムの推進、ひいては医療費の削減に貢献するものと考える。
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