研究課題/領域番号 |
17K17533
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 信州大学 (2021) 青森県立保健大学 (2020) 山形大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
進藤 真由美 信州大学, 医学部, 講師(特定雇用) (30638523)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 退院支援 / 病棟看護師 / 教育 / 継続看護 / 看護学 |
研究成果の概要 |
病棟看護師の退院支援の質向上に向けた教育プログラム開発と効果の検証を目的に,現場のニーズを参考に開発したICTツールによる退院後フォローアップ面談を実施した。2施設の地域包括ケア病棟で調査を行い、介入群では6カ月で5事例のICT面談が実施された。介入前後で病棟看護師の退院支援実践(DPWN)に有意な変化はなかったが、退院患者の支援への満足度は介入群の方が高い結果であった。しかし、研究後は退院患者とのスケジュール調整やICTツールの手配の問題でICT面談は実施されていないことも分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病棟看護師は退院支援実践に対して、自らの業務という認識があるが時間がないことや知識・経験不足から困難を感じている現状と座学での教育ニーズがないことが把握できた。研究実施中の新型感染症の蔓延の影響で、開始前に企画していた退院後訪問に代えてICT面談を実施することとなったが、効果を十分に検討できたと言い難い為、地域の訪問看護との連携から病棟看護師が学べるプログラムに改善を重ねていく。
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