研究課題/領域番号 |
17K17534
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 公益財団法人神経研究所 |
研究代表者 |
木村 桃子 (萱場桃子 / 萱場 桃子) 公益財団法人神経研究所, 研究部, 研究員 (20759055)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 看護学生 / 睡眠 / 新型コロナウイルス / クロノタイプ / 生活リズム / 看護大学生 / 食生活 / 学業 / 大学生 / 食行動 / 日中の眠気 / 睡眠不足 / ソーシャルジェットラグ / 過眠症 / 健康 |
研究実績の概要 |
本研究は、将来、交代制勤務に従事する者が多い看護学生の集団を対象に、睡眠やエネルギー代謝の実態を明らかにすることを目的としている。前年度までは、集団間の比較を行ってきたが、今年度は個人を対応させ縦断的な検討を実施した。2019年から看護学生を対象にした追跡調査を実施しているが、2020年には新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発出され、学生を取り巻く環境が大きく変化した。新型コロナウイルス感染拡大前、外出自粛中、対面授業に戻った後の時期に実施した睡眠アンケート調査の結果を比較し、コロナ禍における看護学生の睡眠の変化について評価した。その結果、2020年は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で睡眠覚醒リズムが後退したが、2021年、2022年には睡眠覚醒リズムは2020年に比べ前進した。2020年には不眠症状を訴える学生が増加したが、2022年には「悪夢」を訴える学生が2020年、2021年に比べ減少するなど、コロナ禍以前の睡眠に戻りつつあることが示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新型コロナウイルス感染拡大により、当初の追跡調査の目的であった経時変化の評価ではなく、新型コロナウイルス感染拡大による生活の変化が睡眠に及ぼす影響について評価することに変更したが、順調にデータ収集、成果発表することができた。
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今後の研究の推進方策 |
これまで収集してきたデータや分析してきたことを論文にまとめ公表する予定である。
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