研究課題/領域番号 |
17K17538
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 三重大学 (2018-2019) 滋賀医科大学 (2017) |
研究代表者 |
水谷 真由美 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (10756729)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Positive Deviance / 公衆衛生看護学 / 国際協力 / インドネシア / 高血圧 / 健康増進 / ポジティブデビアンス / 生活習慣病 / 看護学 |
研究成果の概要 |
地理・経済・教育的に不利な状況にあるインドネシア農村地域の中年期女性の中で、健康行動(定期的血圧測定)を実践している人(ポジティブデビアンス)に着目した。インドネシア研究協力者と協働し、インタビュー調査、質的分析を実施した。結果、ポジティブデビアンス女性は、自身の健康状態を知る大切さを認識し、地域住民、保健ボランティアなど地域資源に支えられながら定期的血圧測定を実践していた。インドネシアにて大学教員、保健医療従事者らとフォーラムを開催し、地域資源を活用した健康増進アプローチの妥当性や実現可能性を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インドネシアでは、経済成長に伴い、高血圧が関連する生活習慣病が急増している。地理・教育・経済的に不利な農村地域において、家族の生活と健康をケアする役割を担う女性にとって実現可能な高血圧予防・健康増進の研究は遅れている。研究結果として、地域で入手可能な資源や成功要因によって実現可能な高血圧予防・健康増進アプローチを提示することは、地域の人々が主体的に地域保健活動を実施、強化するために意義がある。
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