研究課題/領域番号 |
17K17542
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 旭川医科大学 (2019-2020) 札幌医科大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
水口 和香子 旭川医科大学, 医学部, 助教 (20781462)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | おっくう / 地域高齢者 / 外出 / 閉じこもり予防 / 縦断的研究 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、介護保険未認定のおっくうと感じている75歳以上の地域高齢者を対象とした閉じこもりに至る前の予防支援策を開発することであった。郵送法で、対象者の社会活動状況、外出への思いや考え、外出頻度の現状とその1年後の状況について縦断調査を実施した。 対象者を1年後におけるおっくうの状態の変化に応じ、おっくう継続群、おっくう移行群、おっくう改善群、非おっくう群の4群に分類し検討した結果、各群において外出に関する項目に有意な変化が認められ、その内容は各々異なる様相となった。閉じこもり予防支援では、外出の内容に特化した対象者の状況把握の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、おっくうと感じている高齢者の社会活動状況・外出についての思いや考え・外出頻度の現状とその1年後の変化について明らかにすることができた。この研究成果は、現在行われている閉じこもり予防支援の内容に付加することで、支援の一端を担うことができる可能性がある。今後、学会発表、論文投稿の予定であるが、比較的健康な状態にある高齢者から介護予防支援を行うことができ、健康寿命延伸にむけた支援として寄与することができるものであると考える。
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