研究課題/領域番号 |
17K17545
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
|
研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
玉川 あゆみ 滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (70732593)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 発達障害児 / 自閉スペクトラム症児 / 耳鼻咽喉科診療 / 受診困難 / ケアガイド / 外来受診 / 自閉症スペクトラム児 / 支援モデル / 医療機関受診 / 看護 / 挑戦的行動 / 不適応行動 / 外来看護 |
研究成果の概要 |
本研究では、発達障害児の親が子どもの受診に特に困難を抱えている耳鼻咽喉科に焦点をあててケアガイドを作成した。まずは、先駆的に発達障害児の受診における支援が実施されている歯科診療の支援に関する文献検討を実施し、その結果を枠組みに耳鼻咽喉科診療における問題と支援に関するインタビュー調査を実施した。その結果、医療関係者が捉える発達障害児の抱える問題と支援方法を明らかにし、それらを基盤にケアガイドを作成した。 作成したケアガイドの更なる洗練化のために発達障害児に携わっている医療関係者および発達障害児の親を対象とし、ヒアリング調査を実施した。その結果を基に追加修正し、ケアガイドを洗練化した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、発達障害児の耳鼻咽喉科診療を円滑に進めるために必要な知識と支援を集約したケアガイドを作成した。ケアガイドは、「子どもの障害特性の理解」「子どもと親への基本的な関わり」「診療の進め方」の3部構成とした。発達障害児の耳鼻咽喉科診療における支援は、これまで注目されてこなかった分野であり、耳鼻咽喉科診療を受ける発達障害児と親の診療の支援に寄与できるものとなった。また、この結果を基盤に全ての領域における発達障害児の医療機関受診時の支援を検討していく。
|