研究課題/領域番号 |
17K17551
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 京都光華女子大学 |
研究代表者 |
西村 舞琴 (山下 舞琴) 京都光華女子大学, 健康科学部, 講師 (30757183)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 生体リズム / 睡眠 / 糖尿病 / オンライン介入 / 糖尿病予備群 / 地域 |
研究成果の概要 |
本研究は、生体リズムを整える糖尿病患者への介入が、新たな生活習慣を獲得させ、糖尿病の改善に寄与できるかを明らかにすることを目的に行った。 まず、地域の特定健診を受診した住民を対象に質問紙調査を行い、壮年期は睡眠時間が、高齢期は睡眠の質が、それぞれHbA1cと関係している可能性を明らかにした。その後、介入プログラムを構築し、少人数を対象に検証を行った。主観的不眠感の改善につながることと、食欲や食行動を振り返るきっかけになることが、事例を通して明らかになった。加えて、遠隔でも介入がスムーズに行えるように、富士通(株)と共同で、生体リズム可視化アプリケーションを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者は年々増え続けている。長期的な血糖コントロールのためには生活習慣の改善が不可欠だが、その保健指導はマンネリ化している。そこで睡眠や生体リズムは新しい視点になりうる。睡眠不足や生体リズムの乱れが糖尿病発症や悪化と関係していることはすでに明らかになっているが、睡眠に対する介入で糖尿病が改善できるかは結論が出ていない。 本研究は、実生活のレベルで睡眠に対する介入を行い、その介入が糖尿病改善の糸口になりえることを示す重要なエビデンスの1つになった。食事や運動に対する介入以前に、睡眠を確保し生体リズムを整えることが重要かもしれない。
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