研究課題/領域番号 |
17K17582
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
張 暁勇 仙台高等専門学校, 総合工学科, 助教 (90722752)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 画像誘導放射線治療 / マーカレス追尾照射 / Radiation therapy / Tumor tracking / Hidden Markov model / IGRT / Radiographic imaging / Radiation Therapy / Markerless Tracking / Radiographic Imaging |
研究成果の概要 |
本研究の目的は動体追尾放射線治療の照射の精度向上するために,照射中に腫瘍の位置,形状などの追跡システムの開発である。本研究の提案手法では,輝度値を基本とする一般的手法よりも雑音に対して頑強なアルゴリズムを提案し,高精度と高速な腫瘍位置・輪郭の追跡手法を開発した。臨床データを用いた性能検証により,提案法は従来法よりも正確かつ高速な画像計測が可能であることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射線治療において,治療効果を高めつつ副作用を避けるためには,病巣周辺の健康な組織への照射を極力避け,腫瘍のみへの正確な照射が要求される。提案手法を用いて,実際に放射線治療を行っている際の腫瘍位置や形状などを自動的にリアルタイムに把握することは,正常組織障害の低減の同時に、放射線治療の精度を向上できると考えられる。
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