研究課題/領域番号 |
17K17606
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
日本語教育
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
島崎 薫 東北大学, 文学研究科, 准教授 (70746966)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 越境 / 越境的学習 / アイデンティティ / 日本語学習者 / 留学生 / 実践コミュニティ / 国際共修 |
研究成果の概要 |
本研究は、海外の日本語学習者の越境のプロセスと、そこでのアイデンティティの変化を明らかにすることを目的としていたが、予備調査から実施が難しいことがわかり、海外で日本語を学ぶ学習者の日本という文脈での越境に対象を変え、彼らの越境過程とアイデンティティの変化を明らかにすることを目的とした。複数の越境の成功事例に着目し、そこでの学習者の越境の過程、そしてアイデンティティの変化を考察た。異なる文脈や背景を持つ学生たちの協働プロジェクトという形での越境の事例も考察し、そこでの学習者の学びを考察した。そして個人単位の越境でだけではなく、グループ単位の越境も調査対象とし、そこでの学びについて考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語学習の学びは、言語的知識やスキルの獲得に焦点が当てられがちであるが、学習者の考え方やものの見方、価値観が変わるなどといった越境によって得られた学びを取りあげ、そのプロセスに着目したことに大きな意義がある。越境、越境的学習がうまくいった学習者の例を取り上げることで、その成功の鍵となることは何であるのかについても検討し、複数の文脈やコミュニティに属しているブローカーからの支援に着目して考察した。また。越境は、様々な形態があることから、本調査でも多様な形態の越境を取り上げ、事例研究した。
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